ストリーミングサービスのNetflixは、2021年11月に提供を開始したモバイルゲームの本数を増やす計画だが、実際にゲームを楽しんでいる会員は少ないようだ。
Netflixは、「iOS」および「Android」向けに20本以上のモバイルゲームを提供しているが、CNBCによると、年内にこれを50本に増やす計画だという。これまでのところ、Netflixのゲームを日常的に遊んでいる人の割合は、Netflixの会員2億2100万人の1%に満たないとみられる。CNBCはアプリ分析企業Apptopiaのデータを基に、これまでのダウンロード数は2330万回、デイリーユーザー数は平均170万人だと伝えている。
なおApptopiaによると、人気モバイルゲームの「Subway Surfers」「Roblox」「Among Us!」などは1億回以上ダウンロードされている。
Netflixは、「ストレンジャー・シングス:1984」「Twelve Minutes」(追加予定)といったゲームのほか、「シューティング フープス」「ボウリング ボーラーズ」「カードブラスト」といった古典的なモバイルゲームをアレンジしたものを提供している。Netflixは今後、「Queen's Gambit Chess」など、さまざまなジャンルや番組に関するゲームを追加していくと報じられている。
Netflixは、新たな収入源を確保し、ユーザーの注目を集め続けるための方策に全力を注いでいる。同サービスの会員数は、4月から6月にかけて100万人近く減少している。
同社にコメントを求めたが、回答は得られていない。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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