パナソニック、気持ちの切り替えを明かりでサポート--生活リズムが整う照明

 パナソニックは8月2日、Wi-Fiに対応し、生活リズムに合わせて光と音で1日をサポートするパルックLEDシーリングライト「ライフコンディショニングシリーズ」のセミナーを開催した。「あかりでライフコンディショニング」をテーマに、リモートワークで増えたおうち時間の過ごし方と照明機器の関係や、新たに搭載された「マインドフルネスモード」の実演などを実施した。

「ライフコンディショニングシリーズ」のスタンダード(薄型)タイプ「HH-XCH1208A(〜12畳)/XCH0808A(~8畳)」(左)とパネルタイプの「HH-XCH1209A(〜12畳)/XCH0809A(~8畳)」(右)
「ライフコンディショニングシリーズ」のスタンダード(薄型)タイプ「HH-XCH1208A(〜12畳)/XCH0808A(~8畳)」(左)とパネルタイプの「HH-XCH1209A(〜12畳)/XCH0809A(~8畳)」(右)

 ライフコンディショニングシリーズは、9月に発売を開始するLEDシーリングライトの新製品。パネルタイプの「HH-XCH1209A(〜12畳)/XCH0809A(~8畳)」(想定税込価格:8万6000円前後/8万1000円前後)とスタンダード(薄型)タイプ「HH-XCH1208A(〜12畳)/XCH0808A(~8畳)」(同:8万1000円前後/7万6000円前後)の2タイプをそろえる。

 本体にスピーカー、Wi-Fiを備え、専用アプリ「あかリモ+(プラス)」を使って、光と音でさまざまなシーンの演出が可能。目覚めから就寝まで6つの時刻を設定し、自然の光のようにあかりが切り替わり、生活リズムに合わせてくらしをサポートできることが特徴だ。

専用アプリ「あかリモ+(プラス)」
専用アプリ「あかリモ+(プラス)」

 コロナ禍で一気に普及した在宅ワークだが、パナソニックが実施した「在宅ワーク中のオン・オフ切り替え」調査によると、「在宅ワーク中に、仕事のオン・オフの切り替えの難しさを実感したことがあるか?」という問いに対し、イエスと答えた人が78%にのぼったとのこと。その理由としては「生活にメリハリがなくなりだらける」「効率が上がらずストレスになる」などが上がっており、オフィスとは別の悩みを抱える人が多いとのこと。

 一方、子育て世代を対象に「子どもの夜更し」について調査すると「寝る時間が遅いと感じる」(イエス64%)、「もっと早く寝てほしいと思う」(イエス72%)という結果が出ており、子どもが夜更ししてしまう傾向が出ているとのこと。「子どもの『睡眠前の環境づくり』を普段からおこなっているか」という問いについては約6割の人がノーと答えたという。

 こうした調査結果を受け、パナソニックでは、ライフコンディショニングシリーズを「在宅ワークやおうち時間を快適にすごしたい人、子どもの寝る前の環境づくりをしたい人におすすめ」と位置づける。

 おすすめのポイントの1つが「生活リズムタイマー」だ。朝の目覚めから夜の就寝まで時間帯に合わせて光と音を自動的に変化させるこの機能は、在宅ワークで外出の機会が減り、太陽光を浴びないといった「お困りごと」を解決できる機能。「朝は爽やかな昼光色、就寝前は電球色と変化していく。それにあわせて音も目覚めはキラキラとした音、食事の時は明るめの音楽などを流し、生活リズムに合わせくらしをサポートできる」(パナソニック エレクトリックワークス社ライティング事業部マーケティングセンターの水田健介氏)と説明。天井から光と音で暮らしをサポートする。

 加えて、ライフコンディショニングシリーズには、癒しの空間を演出するマインドフルネスモードと「ゆらぎモード」の2つのモードで簡単セルフケアを実現する機能も備える。マインドフルネスモードは、瞑想前の準備の「深呼吸」、マインドフルネス瞑想の「集中力の瞑想」「気づきの瞑想」、「普段の生活への復帰」の4つのフェーズに合わせて光のゆらぎや音楽(瞑想曲)、音声ガイドで誘導する。ノーマルコース(約7分間)とショートコース(約5分間)の2つのコースを選択可能だ。

「マインドフルネスモード」の詳細
「マインドフルネスモード」の詳細

 ゆらぎモードは、独自の波長制御により、ろうそくのようなやさしいあかりとスピーカーからの音でリラックスできる空間を演出し、睡眠前の環境を整える。

「ゆらぎモード」の詳細
「ゆらぎモード」の詳細

 癒やしの時間を提供しつつ、本体には天気情報(予報)や「薬の時間」「ゴミの日」などのくらしに役立つ情報を音声で教える「音声プッシュ通知」機能も搭載。パナソニック製のIoT対応家電と連携すれば、家電から通知される動作終了のお知らせなども音声で知らせるほか、宅配便の「お届け予定通知」「ご不在通知」などのアラートも出すことが可能だ。

 セミナーでは、カラーとイメージのエキスパートである松本英恵さんと一般社団法人 マインドフルネス瞑想協会代表理事を務める吉田昌生さんを招き、トークセッションも実施。すでに、ライフコンディショニングシリーズを使っているお二人に感想を聞くと、松本さんは「目覚まし代わりに使っていて目覚めがよくなった。音声プッシュ通知は高い声、低い声を選べるので使いやすい。音が広がりやすく、ダイニングに設置しているが、リビングやキッチンからでも音が聞こえる。家族が薬を飲む時間に合わせて設定しているが、私が声がけするよりも、音声通知のほうが受け入れやすいようで、便利だと実感している」とコメント。

 吉田さんは「マインドフルネスモードはすぐに実践できるため、時間を決めて毎日行うことで習慣化すると思う。1日5分でもよいので、日常生活に取り入れていくと不安やストレスが感じにくい脳に変わっていくと言われている」と継続のしやすさをアピールした。

左から、松本英恵さん、吉田昌生さん、パナソニック エレクトリックワークス社ライティング事業部ライフスタイルライティングビジネスユニットの居相徹氏
左から、松本英恵さん、吉田昌生さん、パナソニック エレクトリックワークス社ライティング事業部ライフスタイルライティングビジネスユニットの居相徹氏

 パナソニックでは、デスクライトに搭載し好評だった「パソコンくっきり光」を備えた「HH-CH1235A(〜12畳)/CH0835A(〜8畳)」(想定税込価格:2万9000円前後/2万円前後)も10月に発売する予定。ライフコンディショニングシリーズとあわせ、在宅ワークを照明機器からサポートするラインアップをそろえている。

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