Amazonの大型セール「Prime Day(プライムデー)2022」が終了した。同社によると、「Amazon史上最大規模のPrime Day」だったという。Amazonはこれまでと同様、総売上高を公表しなかったが、プライム会員は世界中で3億点を超える商品を購入し、その割引総額は17億ドル(約2400億円)を超えたことを米国時間7月14日に明らかにした。
しかし、今回の売上高は、Adobeが提供する「Adobe Digital Economy Index」から推測できる。Adobeによると、Prime Day 2022が開催された7月12~13日の米国におけるeコマース売上高は、120億ドル(約1兆6700億円)弱に達したという。1日あたりの売上高は、前月の平均的な1日と比べて141%増加した。ただし、その増加分がすべてAmazonの売上高というわけではない。TargetやBest Buyなど他の大手小売企業も、Amazonに対抗して今週セールを開催していた。
Adobeによると、値引き率が最も高かった商品は、平均で15%の玩具や、12%の衣料品だったという。電化製品、テレビ、コンピューターは値引き率がそれよりも低く、平均で8%以下だった。
Amazonは、今回米国で特によく売れたのは、美容関連商品、おむつ、歯ブラシ、歯のホワイトニングシート、ランチボックス、衣料品、掃除機などだったとしている。
同社はさらに、米国では1分当たり6万点以上、世界では1分当たり10万点以上の商品が購入されたとした。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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