01Booster(ゼロワンブースター)は7月5日、スタートアップ投資に特化したファンド運営会社「01Booster Capital」を設立し、1号ファンドとして「01Booster 1st Investment Limited Partnership」を組成したと発表した。
同ファンドでは、主にシードラウンド前後のスタートアップへ出資し、一部ミドル/レイターのステージにも出資を予定する。
投資先は、01Booster Capitalが展開しているアクセラレータープログラムに参加したスタートアップに加え、Web3、ヘルステック、再生可能エネルギー、教育など、国内外の幅広い領域のスタートアップへの出資を予定している。
1号ファンドの組成にあたっては、ストライク、中国銀行、原田産業、個人投資家などから出資を受けている。
01Boosterは、2022年3月で創業10周年を迎えた。「日本を事業創造できる国にして世界を変える」を理念に、アクセラレータープログラムや教育事業を展開してきた。また、自己資金でこれまで35社程度に投資を実行し、3社のイグジットに至ったという。
同ファンドでは、増加する資金調達ニーズに加え、01Boosterのエコシステム(事業会社、行政、イントレプレナー、大使館、研究所、スタートアップ等)を活用し、スタートアップへの出資から、事業会社や行政との連携機会の創出、IPOとM&Aを両睨みしたExit機会の創出を目指した運営を予定しているとした。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス