サムスンは2022年、クラムシェル型の折りたたみ式スマートフォン「Galaxy Z Flip」の新モデルも発表する見通しだ。Z Fold4に関するうわさと同じように、Z Flip4についてのリーク情報も、劇的な変更ではなく、現行モデルの改良になる可能性を示している。
ディスプレイアナリストのYoung氏、そして、91mobilesというサイトのライターで、Z Flip4の完全なスペックのリストを受け取ったと主張するYogesh Brar氏によると、Z Flip4では、本体外側のディスプレイが大型化される見通しだという。このアップグレードが実現すれば、スマートフォンを開かなくても、時刻や通知を一目で確認しやすくなるだろう。
サムスンがZ Flipの新モデルを発表するまで、確かなことは分からない。発表は8月にされる可能性が高い。
おそらく、もっと興味深いのは、サムスンが2022年、全く新しいタイプの折りたたみ式スマートフォンを発表する可能性があるということだろう。Ice Universeは過去のツイート(すでに削除された模様)で、サムスンが2022年に3つ目のタイプの折りたたみ式スマートフォンを発表する可能性があると述べていた。Young氏も、そのツイートに対し、サムスンのスライド式スマートフォンは2022年に生産される予定だったが、延期になったと聞いた、と返信している。
サムスンが本当に新しいスタイルの折りたたみ式スマートフォンの発表を計画しているのなら、その候補となるアイデアは確かにたくさんある。同社は1月の「CES 2022」で、3つ折りの画面を備えたスマートフォンやスライドするディスプレイを搭載したスマートフォンなど、複数の新しいコンセプトを披露した。サムスンが新しいタイプの折りたたみ式スマートフォンを近いうちに発表する計画は示唆されていないが、同社の次の大規模なイベントである「Unpacked」は8月に開催される見通しだ。
Motorolaは、同社を象徴する「Razr」の新モデルを準備している可能性がある。有名なリーカーであるSteve Hemmerstoffer氏(CompareDialの記事)とEvan Blass氏(91Mobilesの記事)のリーク情報によると、同社は現在、クラムシェル型の折りたたみ式スマートフォンRazrの新モデルの開発に取り組んでいるという。また、この新モデルは、前モデルよりも低価格になるほか、薬のカプセルのような形に配置された新しいデュアルカメラ、Qualcommの「Snapdragon 8 Gen 1」プロセッサーも搭載する可能性があるという。
2020年のRazrは、デザインが洗練され、バッテリー持続時間も改善されたことなどから、米CNETでは全体的に高く評価した。しかし、米CNETのレビュアーであるPatrick Holland記者は、当時の1399ドル(約18万8000円)という価格やカメラの暗所撮影性能の低さなどの欠点があるため、まだ改善の余地がある、と指摘している。うわさの第3世代Razrが本当に登場するのなら、Motorolaがそれらの懸念事項に対処してくれることを願っている。
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