リコーは6月16日、7月1日に予定していた富士通の子会社であるPFUの株式取得を延期すると発表した。理由について、「本株式取得の前提となる公正取引委員会における企業結合審査に要する時間を考慮した結果」と説明している。
リコーは4月、PFUの普通株式の一部(発行済株式数の80%)を取得することを決議し、株式譲渡契約を締結したと発表。連結子会社とするための準備を進めてきた。
今後の日程ついては、「公正取引委員会より排除措置命令を行わない旨の通知を受領し、準備が整い次第速やかに」対応する。両社ともに、「株式譲渡契約に基づき本株式取得を実施する方針に変更はない」としている。
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