フードデリバリーサービス「DoorDash」を運営するDoorDashは6月1日、Wolt Enterprises Oy(Wolt)の全株取得により買収手続きを完了したと発表した。
同社は、地方や全国で人気の飲食店や小売業などの加盟店と、消費者をつなぐテクノロジーカンパニーとして2013年に創業。現在、アメリカ・カナダ・オーストラリア・日本・ドイツなどでサービスを展開している。
Woltは、フィンランドにて2014年に創業。2020年に、日本でもフードデリバリーサービス「Wolt」を開始した。
今回の買収により同社は、米国を含む世界27カ国において事業を展開することになる。ただし、米国以外の26カ国についてはDoorDashブランドではなく、Woltブランドに統合してアプリとサービスを継続していく。
また、グローバルレベルでは米国以外のすべてのマーケット事業をWolt CEOのミキ・クーシ氏が監督する。また、これまで同様のオペレーションを維持し、ユーザーアプリの運用を継続するとしている。
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