借入先と全フローを統一できる「LINEポケットマネー借りかえ」--返済計画も提示

 LINE Creditは4月18日、スマートフォン向けの少額融資サービス「LINEポケットマネー」の新サービスとして、月々の返済負担を減らせる「LINEポケットマネー借りかえ」の提供を開始すると発表した。

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 LINEポケットマネーは、LINEプラットフォーム上の行動データから算出する「LINEスコア」に従来の信用情報を加味した、独自の与信モデルを採用。契約金額の大小に関わらず、少額でもフェアに条件を提示するという。

 LINEポケットマネー借りかえは、複数サービスを利用して借入れしているユーザー向けの、貸金業法に基づく借りかえ専用ローン。返済日や金額が異なるために返済内容の把握が難しいという課題や、金利をできる限り抑えたいというニーズに応えるという。

 複数の貸金業者で借入れがあるユーザーがLINEポケットマネーに借入先を一本化すれば、返済日を1つにまとめ、毎月の返済額、金利の負担を軽減できる。申し込み、借りかえの実行、返済といったすべてのフローが、コミュニケーションサービス「LINE」で完結するという。

 返済日は、16日、26日のどちらかを選択できる。返済日以外にも随時、24時間いつでも100円から返済可能。返済し忘れ防止として、専用のLINEアカウントから返済の案内も通知するという。毎月の返済金額および、金利負担が少なくなるように、段階的に残高が減少する返済計画も提示するとしている。

 なお、LINEポケットマネーはLINEスコアを元に仮条件を提示、審査後に確定した金利が実際の貸付条件となるが、LINEポケットマネー借りかえはLINEスコアのみで算出した金利を確定した条件として事前に提示する。申込前に金利を確定できるため、他社と比較検討をしてから申込みが可能となる。

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 LINEポケットマネー借りかえの対象は、新規契約時の年齢が満20歳から59歳までの安定かつ継続した収入が見込め、他社の借り入れや消費者金融からの借入れ、クレジットカードでのキャッシングなど、全国の財務局、都道府県に登録されている貸金業者からの借入れをしているユーザー。ただし、概ね6カ月以上の返済実績があるユーザーに限るという。

 学生や主婦であっても、アルバイトなどで安定した収入がある場合は申込みが可能。いずれも審査の結果によって利用できない場合があるとしている。

 契約極度額は、〜300万円で、融資額は、〜300万円(1円単位)。貸付利率(実質年率)は、3.0〜15.0%で、遅延損害金(実質年率)は、20.0%。担保、連帯保証人は不要で、返済は元利均等方式となる。

 なお、LINEポケットマネーは、2022年3月で累計申込件数が100万件を突破。累計貸付実行額は、500億円を超えているという。

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