Appleは米国時間4月5日、「iOS 15.5」ベータ版の最初のビルドをリリースした。変更点のほとんどは各種アプリに対する微調整で、今後のより大きな変更に向けた下準備とみられる。機能上の最大の変更点は、「Apple Pay」の「Cash」セクションに「Send」(送信)と「Request」(リクエスト)のボタンが含まれ、それらの処理に必要なタップ回数が数回減ったことだ。
9to5Macによると、「Wallet」の「iTunes Pass」機能は「Apple Account Card」に改称されるという。また、メジャーリーグの試合のライブ配信に向けた準備が進められる中で、「SportsKit」のサポートが強化されている。MacRumorsは、「Apple Classical」という新しいアプリに関する記述も発見している。これは、Appleが2021年に買収したクラシック音楽配信サービス「Primephonic」が基になっているようだ。iOS 15.5の今後のビルドには、クラシック音楽のスタンドアロンアプリが含まれる可能性がある。
Appleは3月に「iOS 15.4」をリリースし、多数の新しい絵文字や、マスクをしたまま「Face ID」を使える機能を追加したが、その後の進捗はいつになく遅かった。iOSのベータビルドは通常、最新版が一般提供されて間もなくリリースされるが、開発者は、iOS 15.5ベータ版のリリースを半月以上待たされていた。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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