Kyashは3月17日、シリーズDラウンドにおいて、約49億円の資金調達を実施したと発表した。これにより、累計資金調達額は約128億円となる。
約49億円は、JPインベストメント、米国のBlock(旧Square)、英国のGreyhound Capital、米国のAltos Ventures、Goodwater Capital、StepStone Group(旧Greenspring Associates)、香港のYitu Capital、また国内からSMBC日興証券、三井住友海上キャピタル、AGキャピタル、ジャフコ グループ、SMBCベンチャーキャピタル、W venturesのそれぞれが運営するファンドを引受先とした第三者割当増資での調達となる。
事業拡大の加速に向けた財務基盤強化に大きく寄与するとしており、人材採用による組織拡充のほか、事業領域の拡大、サービス運用体制を強化する。
Kyashは、デジタルウォレットアプリ「Kyash」を運営。アプリをインストールすると「Visaカード」が発行でき、銀行口座やクレジットカード、デビットカードをアプリに登録すると、Visaオンライン加盟店で買物が可能となる。また、「Apple Pay」「Google Pay」にも対応しており、「QUICPay+」加盟店でも非接触決済が行える。
同社は、エンジニア、デザイナー、マーケティング、ビジネス、人事、各ポジションで積極的に人材を採用中で、代表の鷹取真一氏によるオンラインイベントを皮切りに、3月末からオンライン採用イベント「Kyash 春のMeet up(仮)」を毎週開催予定。詳細は後日、connpassや各種SNS(Twitter、Facebook、LinkedInなど)で通知するとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」