フェニックスバトル・パートナーズは3月15日、大橋ボクシングジム所属のプロボクサー・井上尚弥選手のNFT作品の販売を開始した。「フェニックスバトル公式サイト NFT販売特設ページ」で詳細を公開している。
今回販売を開始する作品は、大橋ジムが2021年12月14日に両国国技館にて開催した「PXB WORLD SPIRITS(ピーエックスビー ワールド スピリッツ)」(以下、PXB)に関連した動画および静止画となる。
PXBにおいて、井上尚弥選手はWBA・IBF世界バンタム級タイトルマッチに挑み、IBF世界バンタム級5位のアラン・ディパエン選手を8ラウンドTKOで破り、2年1カ月ぶりの凱旋マッチを勝利で飾った。
この試合映像を活用し、井上尚弥選手初となるNFT作品を制作。「海外からみた和」をテーマに、動画1点、静止画22点をオークション形式で販売する。動画作品は、井上尚弥選手が次回出場する世界戦のSS席ペアチケットとセットで、静止画作品は、PXBオリジナルグッズ(Tシャツ、タオル、ステッカー)3点とセットで販売する。
オークションは、「Adam byGMO」において、3月15日15時より4月2日23時59分までの期間開催(自動延長あり)。開始価格は動画作品が30万円、静止画作品が5万円となる。作品は暗号資産のイーサリアムでも購入可能だ。
NFT(Non-Fungible Token:代替不可能な暗号資産)作品は、ブロックチェーン技術を活用することで唯一性などを証明し、価値を担保されたデジタル作品のこと。
フェニックスバトル・パートナーズによると、近年、有名アスリートやチームがモチーフとなったNFTカードやゲームなどが多数リリースされており、スポーツ分野においてのNFT活用も注目を浴びているという。
フェニックスバトル・パートナーズは、ボクシングというスポーツの市場拡大、およびボクシング業界の収益性向上を目的として、NTTぷららの100%子会社であるアイキャストとイースト・ファクトリーによって組成された製作委員会。
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