NTTドコモは2月16日、医療機器プログラムの製造販売ができる「第二種医療機器製造販売業」の許可を取得し、医療機器製造業を登録したと発表した。日本の移動体通信事業者としては初。ドコモは今後、自社で病気の予防、診断、治療などの目的で使用する医療機器プログラムやサービスを設計から提供まで実施できる。
同社はこれまでも「dヘルスケア」や、自治体向けに提供している「健康マイレージ」などの健康管理サービス、メドレーと共同で運営するアプリ「CLINICS」などのオンライン診療サービスを提供してきた。
今回の第二種医療機器製造販売業の許可取得により、今後は病気の予防、診断、治療、および予後管理を目的とするAI技術を活用した医療サービスも提供する見込み。スマートフォンを軸とした、ヘルスケア領域から医療領域までシームレスなサービス展開を行うとしている。
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