消費者向け心電計を手がけているAliveCorは、スマートフォンと組み合わせて不整脈が起きているかどうか調べられるクレジットカード大のデバイス「KardiaMobile Card」を発売した。米食品医薬品局(FDA)から販売許可を得ている。
AliveCorは、誰でも簡単に心拍データを計測可能な「KardiaMobile」を販売する企業。KardiaMobile Cardは同様の機能を備えるデバイスだが、サイズが85.6mm×54.0mm×1.2mmとクレジットカード並みのコンパクトさになり、財布に入れるなどして携帯しやすくなった。耐水性も備えるので、常に持ち歩き、いつでもどこでも手軽に自分で検査できる。
計測できる不整脈は、(1)心房細動、(2)徐脈、(3)頻脈、(4)心室性期外収縮、(5)上室性期外収縮をともなう洞調律、(6)QRS幅の広い洞調律という6種類。いずれも、医療機器と同程度の精度で図れるという。計測データはBluetooth経由でスマートフォンに送られ、専用アプリから確認できる。
公式サイトでの販売価格は、1年間の使用権付きで149ドル(約1万7200円)。1年経過後の使用料は、年額99ドル(約1万1400円)。
電源は内蔵バッテリーで、通常の使い方で2年間機能するとしている。バッテリーは交換できない。
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