スマートスキャンは2月7日、出光興産と資本業務提携に合意したと発表した。
両社はこれまで、高齢化社会における重要な課題である「健康」に対し、サービスステーションを拠点とした予防医療の普及を図る事業の創出に向けて協働し、車両を用いた脳ドックサービスの提供を実証してきた。
出光興産では、全国約6300カ所の系列サービスステーションと特約販売店、各種サービス展開に知見を持つ協力会社、地方自治体などと協働。
サービスステーションを「地域固有の課題に対してさまざまなサービスを必要な時、必要な場所に機動的に提供できる」拠点とすることで、暮らしと移動を支え、地域住民の生活を豊かにする新しい時代の「よろずや」に進化・変革することを目指している。
スマートスキャンは、クリニックのプロデュースをはじめ、「スマート脳ドック」サービスの仕組みを提供。さらに、医療施設が保有するMRIの未稼働時間を活用しスマート脳ドックを提供するシェアリングエコノミーモデル事業を展開。多くの人が、健康に暮らせる時間の創出を目指している。
これまで、メディカルチェックスタジオ(MCS)東京銀座クリニック、MCS新宿クリニック、MCS大阪梅田クリニックをプロデュースしたほか、スマート脳ドックについては、1月末までに6.6万件の検査実績があるという。
今回、車両を用いた脳ドックサービスの提供を通じて確認した、地域における移動式健診サービスのニーズやサービスステーションとのシナジーをさらに発展させるべく、資本業務提携に合意。スマート脳ドックの仕組みを活用した移動式健診サービスの共同展開および、展開戦略立案業務で提携していく。
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