Googleは米国時間12月1日、「Android」のさまざまなアプリとサービスについて、多数のアップデートを発表した。その中には「Android Auto」アプリや最新のAndroid搭載スマートフォンに向けた、自動車関連の新機能も複数盛り込まれている。
Android Autoには、運転の際に便利な機能がいくつか加わる。その1つは、スマートフォンを自動車につなぐとすぐにAndroid Autoが自動で立ち上がる機能だ。さらに、ホーム画面には常時表示される再生ボタンが加わり、お気に入りの楽曲を1回のタップで再生リストに加えられるようになる。
Android Autoの音声検索も強化される。「Queens of the Stone Ageの『The Lost Art of Keeping a Secret』をSpotifyで聞く」というように長々と指示を出さなくても、新たな検索アイコンをタップしてアーティストの名前か曲名を言えば音楽を聴き始められるようになるはずだ。
加えて、テキストメッセージへの返信操作もより簡単になる。「Googleアシスタント」の「スマートリプライ」機能がAndroid Autoで利用できるようになるためだ。受信メッセージ内に質問が書かれているのをアシスタントが検知すると、「はい」「いいえ」「移動中です」など、1タップで返信できる項目が並んだ通知シェードが、画面下からせり出すようになる。
最後に、すでに発表されていたデジタルキー機能がついに使用可能になった。ただし、対応デバイスは「Pixel 6」「Pixel 6 Pro」、サムスンの「Galaxy S21」のみであり、利用できる国も限られている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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