Catalyst・Data・Partners(カタリスト)は11月8日、8月の第三者割当増資に続き、新たにKADOKAWA、講談社、集英社、ポプラ社の4社による第三者割当増資を、11月末までに実施すると発表した。
カタリストは、AIを活用したデータベースSaaS、出版業界における需要予測サービス、TSUTAYAの購買データ分析サービス「DB Watch」などを提供。出版社、書店、取次各社のデータを連携し、オープンにシェアすることによって、出版業界における課題解決と各社の新規事業への活用促進に取り組んでいる。
今回、ともに業界構造のイノベーションに取り組むパートナーとして、新たな4社の第三者割当増資を実施し、2022年春に新サービスの提供を予定している。
新サービス「CANTERA(カンテラ)」は、カタリストが提供する書籍購買データ分析サービス「DB Watch」と、日本出版販売が提供する出版社向けマーケット情報開示システムであるオープンネットワーク「WIN」のサービスを一元化したしたもの。
DB Watchの購買データとオープンネットワークWINの流通・販売データの一元化によりデータの精度を向上させ、より正確な書籍の需要予測に基づく返本率削減を図ることで、業界利益全体への寄与を目指すとしている。
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