Hexagon傘下のLeica Geosystemsは、LiDAR搭載により建物の外観といった3Dデータを計測できるドローン「Leica BLK2FLY」を発表(Hexagon、Leica Geosystems)した。
BLK2FLYは、LiDARのほかレーダーやカメラ、地球測位システム(GNSS)センサーなどを搭載し、指示に従って自律飛行可能なクアッドコプター。ビルの外観や屋上など、近づくことが困難な場所の計測を自動処理し、3Dデータを取得できるという。
操縦は、タブレット用アプリ「BLK2FLY Live App」を使用し、表示された地図で飛行範囲などを指定するだけで簡単に実行できるとしている。障害物は自動的に回避し、適切なルートを飛ぶ。
バッテリはホットスワップ対応。計測作業などの飛行中にバッテリ残量が少なくなると、BLK2FLYはユーザーのところへ戻ってきて、バッテリ交換後に残りの飛行を継続する。
重さは2.6kgと軽く、持ち運び時には折り畳んでおける。展開時のサイズは53×60cm。
BLK2FLYの紹介ビデオ(出典:Leica Geosystems/YouTube)
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