YouTubeが検索機能を強化している。検索結果を視覚的により分かりやすいものにするほか、異なる言語の動画の検索結果も表示するなど、新たな手段を導入するという。YouTubeは米国時間8月17日、詳細を明らかにした。
YouTubeの最高プロダクト責任者Neal Mohan氏は、「視聴者は探している動画を簡単に見つけ、必要な情報に素早くアクセスできる必要があることを私たちは把握している」とブログで述べている。
今回のアップデートでは、複数の方法で検索にさらなる視覚的な情報が追加される。まず、検索結果のページに動画のチャプターを直接表示する機能が導入される。動画で取り上げられているトピックの概要が、タイムスタンプ付きのサムネイル画像で分かるようになる。動画が本当に見たい内容かを判断したり、最も気になるセクションに直接アクセスしたりすることができる。
また、動画のプレビュー機能がモバイルの検索結果ページにも導入される。デスクトップでYouTubeを利用する場合と同じように、モバイルデバイスで検索結果をスクロールしている時に、動画を簡単にプレビューできるようになる。
さらに、ローカル言語以外の言語の動画も検索結果に表示するようになる。見たい内容のコンテンツがローカル言語で提供されていない場合でも、ほかの言語の検索結果を表示し、自動的に翻訳されたキャプション、タイトル、説明が付与される。さらにYouTubeでの検索結果を、Google検索からの情報やウェブサイトのリンクで補完する新たな機能のテストをインドとインドネシアで開始している。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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