Amazonは米国時間8月5日、新型コロナウイルスの感染再拡大を受けて、従業員のオフィス復帰計画を延期することを明らかにした。同社は現在、米国やその他の国における従業員のオフィスでの通常勤務を、2022年1月3日に再開する予定だ。
Amazonはこれまで、9月7日の週からオフィスを再開する予定だった。同社は米ZDNet宛ての電子メールの中で、従業員の健康と福祉が同社の最優先事項であり、状況を慎重に注視していると述べた。医療専門家の意見を仰ぎ、地域当局のガイダンスに従いながら、方針を修正している。
ワクチン接種の完了が証明されていない従業員には、オフィスでのマスク着用を義務付けるという。
パンデミックが続く中、Amazonも多くの企業と同様に、ハイブリッド型の勤務形態を取り入れ、従業員に柔軟性を与えている。その変化は、対面での協調を重視する企業文化にとって難しい課題だ。同社は3月、「オフィス中心の文化を基準とする体制に復帰する計画だ。それによって当社は最も効率的に、ともに発明し、協調し、学ぶことができると考えている」としていた。
他のハイテク企業も同様に、新型コロナウイルスの感染再拡大を理由に、オフィス再開計画を延期している。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」