グリーンカルチャー、植物性タンパクなどを主原料とした魚肉を開発--7月2日より限定販売

 グリーンカルチャーは6月25日、植物性タンパクなどを主原料とした魚肉「Green Meat Model F」を開発したと発表した。

 
 

 なお、東京・浅草の「Vege-Sushi Japan 浅草本店」にて、7月2日より数量限定で提供。店主こだわりの技法によって、動物性原料を使用しない「軍艦巻き」など、世界最先端のプラントベースドフードを、江戸情緒あふれる店内で味わうことが可能。

 同製品は、植物肉「Green Meat」の応用研究から生まれたもので、植物肉開発に特化した物理化学データの解析・蓄積と、既存食品の逆行解析により、魚特有の食感と味わいを再現。魚特有の細かい繊維感を残しながらも、程よいほぐれ感が特徴になるという。

 Green Meatは、2021年4月に外食事業者向けに販売を開始。大豆たんぱくなどを原料とした動物性原料不使用の植物肉となっており、ミンチ状のため畜肉と同様にさまざまなレシピに使用できるという特徴がある。

 既に、都内有名ラーメン店「麺屋武蔵」や、東京・麻布十番の高級レストランで採用されている。また、北米をはじめ、海外への輸出も行っており、今春にはマカオへの輸出が決定。現在、欧米豪諸国への輸出計画も進行中だという。

 同社では、Green Meat Model Fが寿司や丼物へ違和感なく取り入れられることから、植物肉のさらなる販路拡大を目指すとしている。

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