仮想現実(VR)はこれまで、おおむね広告のないエクスペリエンスだった。だが、まもなく変化が訪れるかもしれない。Facebookは、VRのアプリやゲームへの広告配信を計画しており、いくつかの実験的な導入を始めようとしている。どこまで拡大されるかは、現時点で明らかにされていない。
5月には、「Oculus」のモバイルアプリで広告のテストを開始するとしていた。開発者が自らのVRアプリケーションを披露する新たな手段を提供するためだという。Facebookによると、今回明らかにしたのは、このテストの次の段階だ。現時点で、ごく一部のVRゲームとアプリに広告が表示される。
Facebookが公開した最初の例によると、広告はVRエクスペリエンスに組み込まれるようだ。まずResolution Gamesの「Blaston」などで広告が表示されるようになる。
FacebookはVRで広告を出稿することについて、アプリやゲーム、そしてFacebookに新たな形で収益源をもたらす方法の1つと位置づけているようだ。また、FacebookのVRハードウェアが比較的低価格に設定されていることを補っていく手段の1つという側面もあるかもしれない。
Facebookは、「現時点では、少数のアプリでのテストとなる。このテストがどのようになるかを確認し、開発者やコミュニティーからのフィードバックを取り入れて、広告をOculus Platform全体、そしてOculusのモバイルアプリでより広範に提供する可能性のある時期について詳細を明らかにする。Oculusでの広告に関心を寄せる企業や開発者への案内も提供する」と説明している。
また、広告への移行は、Facebook Reality Labsが見据える、拡張現実(AR)コンテンツやARメガネを用いた未来の体験に向けた一歩でもあるかもしれない。これは現実世界のオーバーレイとEコマースに一層フォーカスしたエコシステムとなる可能性が高い。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス