ベクノスは6月16日、超スリム・ペン型の360度カメラ「IQUI(イクイ)」に、ピンク、ミント、グレーの3色を追加したと発表した。これにより、既存のシャンパンゴールドを含め、4色展開となる。価格はいずれも、3万2800円(税込)。
同社は、リコーが2013年に発売した民生用全天球カメラ「RICOH THETA」の開発コアメンバーが中心となって2019年に発足したスタートアップカンパニーだ。
IQUIは、側面に3つ、天面に1つの計4つのレンズを搭載する。手になじんで使いやすいペン型のデザイン、運びやすい重量、3つのボタンによる操作(電源ボタン、シャッターボタン、写真/動画モード切り替えボタン)という特徴がある。
また、オプションとして、シリコン製のレンズキャップ「LC-01」(税込980円)と、グリップ機構を備えた三脚アダプタ「TA-01」(税込2480円)を今夏中に発売する予定。
新色の発売に合わせて、専用アプリ「IQUISPIN」に「マジック」と「ビューティー」の2機能を追加する。
マジックは、AI技術の活用により撮影した静止画から人の顔の部分を自動検知し、それぞれの顔に順次フォーカスしながらショートムービーをワンタッチで作成できる機能。
ビューティーは、人の顔の輪郭・肌の明るさ、目のサイズを自動調整することで美顔効果が期待できる機能となる。
なお、「IQUISPIN」は、IQUIとスマートフォンを接続し、データ転送や遠隔操作を可能とするスマートフォンアプリ。IQUIで撮影した写真に動きやエフェクトなどを付加し、ショートビデオを作成できるほか、ソーシャルメディアなどに共有することも可能。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス