Appleは米国時間6月15日、「Apple Podcastサブスクリプション」の提供を開始した。これにより、クリエイターが提供する有料のサブスクリプションに登録できるようになった。世界各国で利用でき、米公共ラジオ局National Public Radio(NPR)、The Washington Post、CNNなどの大手報道機関による番組のほか、Dave Chappelle氏によるコメディーや、Beth Silvers氏とSarah Stewart Holland氏が共同ホストする政治談議など、個人のクリエイターによる番組もある。
クリエイターは、月額49セント(約54円)からサブスクリプション料金を設定する。月額料金のほか、年額での課金も可能だ。
ユーザーはAppleの「Podcast」アプリで、新しいマーケットプレイスと購入済みコンテンツの両方にアクセスできる。「iPhone」に加え、「HomePod mini」「Apple Watch」といった各種のApple製デバイスでもポッドキャストを再生できる。
Appleのインターネットソフトウェアおよびサービス担当シニアバイスプレジデント、Eddy Cue氏は、4月にPodcastサブスクリプションを発表した際のプレスリリースで次のように述べていた。「このパワフルな新しいプラットフォームを世界中のクリエイターに紹介できるのをとてもうれしく思うと同時に、このプラットフォームを通じてどんなコンテンツが提供されるかと待ちきれない思いだ」
サブスクリプションを購入すると、選択した番組に新しい「Subscriber Edition」ラベルが表示され、「今すぐ聴く」などアプリの各タブに、その番組のおすすめがポップアップ表示される。複数のチャンネルに登録すると、「今すぐ聴く」タブに「My Channels」というセクションが表示されるので、購入したポッドキャストをすぐに見つけて聴取できる。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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