NTTドコモは6月14日、オンライン旅行予約サービス「dトラベル」を、2022年3月15日午後1時でサービスの提供を終了すると発表した。
同サービスは、JTBが提供する日本国内のホテル・旅館の宿泊予約サービスや、テーマパーク・遊園地などの入場券をスマートフォンに表示できる電子チケット販売サービス。2013年12月から提供を開始しており、航空券や海外ホテル、クルーズなど、パートナー企業が提供する旅行関連サービスの紹介に加え、dポイントの利用が可能だった。
終了までのスケジュールとして、宿泊予約は2022年1月11日までにチェックアウトする予約分までに限定するほか、電子レジャーチケットは2021年7月9日に終了予定(購入済みの電子レジャーチケットは、購入後180日まで利用可能)。また、サービス終了日の2022年3月15日午後1時以降は、dトラベルサイトの閲覧ができなくなるという。
ドコモでは、非通信系サービスの整理を進めており、2021年2月にフードデリバリーサービス「dデリバリー」、3月に「dカーシェア」内の「マイカーシェア」、5月に「ドコモ ドライブネット」とライブ配信サービス「新体感ライブ CONNECT」の終了を発表している。同社は、dトラベルの終了理由について、「現在の事業環境に鑑み、経営資源を集中すべくサービスを終了する」とリリース上で述べている。
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