不動産オーナー向けにクラウド不動産経営管理などを提供するヤモリは6月8日、DNX Venturesなどから5000万円の資金調達を実施した。金融機関との連携を進め、融資申込の効率化や融資サービスの開発に注力する。
ヤモリは2019年11月に設立。三菱商事出身の藤澤正太郎氏と廣瀬涼哉氏が立ち上げた。「不動産の民主化」をミッションに、クラウド・AIを活用して不動産賃貸事業の学習から購入、管理、売却まで、不動産オーナーの経営を支援するサービスを提供している。
オーナー向けサービス「大家のヤモリ」に加え、管理会社向けには「管理会社のヤモリ」を提供。不動産投資の初心者向けに、無料学習メディアの「ヤモリの学校」も展開する。
ヤモリ 共同創業者で代表取締役の藤澤正太郎氏は「住宅の空き家問題や老朽化問題を解決したいという想いでヤモリを創業した。デジタル技術を駆使して、空き家850万戸や活用されてない物件を不動産賃貸事業に取組みたい人の資産に変換していきたい。より多く人が効率良く不動産経営を行い、空き家や築古物件を再生して賃貸市場を活性化することで、人々の生活環境向上を目指す」とコメントしている。
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