Appleは米国時間6月7日、「iCloud」の新機能として、ユーザーの死後にデータにアクセスする管理者を指定できる「デジタル遺産プログラム」を発表した。
「故人アカウント管理連絡先」として追加された管理者は、ユーザーの死後にアクセスを求めるだけで、iCloudに保存されているデータを閲覧してダウンロードできるようになる。
ただし、登録されているクレジットカード情報などの決済情報や、「Keychain」に保存されたログイン情報にはアクセスできない。
デジタル遺産プログラムは、7日に開幕したAppleの年次開発者会議「Worldwide Developers Conference(WWDC)」で発表された。Appleは同日、「iOS 15」「iPadOS 15」「macOS Monterey」なども発表した。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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