アップルは、M1を搭載した新型iPad Proと7色展開のiMac、Apple TV 4Kの店頭発売を5月21日に開始すると発表した。4月に行われたスペシャルイベントで発表し、5月下旬に出荷するとしていた製品だ。すでに製品をオンラインで注文済みの場合は、5月21日から製品を届けるという。
新しくなったiPad Proは、11インチと12.9インチの2モデルで展開。今回、SoCに「Apple M1」を採用しており、大幅にパフォーマンスを引き上げた。ストレージは新たに2TBを用意する。また、今回iPad Proとして初めてRAMの容量を明記。128GB~512GBまでは8GB、1TB~2TBは16GBを搭載する。M1はすべてのモデルで8コアCPU、8コアGPUのタイプとなる。
価格は、11インチモデルが9万4800円(税込)から、12.9インチは12万9800円から。参考までに、12.9インチディスプレイで2TBストレージのセルラーモデルは27万9800円(税込)となる。
新型iMacは、2009年から続いたデザインを大幅に刷新。厚さわずか11.5mmのアルミボディに、P3対応の24インチの4.5K Retina Displayを搭載。ベゼルが薄くなっており、21.5インチ相当のボディに24インチを収めている。カラーバリエーションとして、7色を展開する。
また、先のiPad Proと同様に、MacBook AirやMacBook Proに搭載された独自SoCをApple M1をiMacにも導入。消費電力を下げつつパフォーマンスを向上している。
価格は、8コアCPU、7コアGPUバージョンのM1チップに、RAM 8GB、SSD 256GB、Thunderbolt2ポート、通常のMagic Keyboardが付属するモデルが15万4800円(税込)から。8コアCPU、8コアGPUバージョンのM1チップ、RAM 8GB、SSD 256GB、Thunderbolt2ポート、USB TypeC2ポート、Touch ID搭載Magic Keyboard、Ethernet端子搭載電源アダプター付属モデルが17万7800円(税込)から。
ストリーミングデバイスApple TV 4Kは、およそ3年半ぶりにアップデートとなる。サーは独自の「A12 Bionic」を採用し、価格は32GB版が税込2万1800円、64GB版が同2万3800円。最新のホームシアターや、特に動画配信の「Apple TV+」やゲーム配信の「Apple Arcade」など、同社による最新のサービスに適したものになっている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス