Facebookのコンテンツ監督委員会は、Donald Trump前大統領のFacebookアカウントが無期限で停止された措置に関する審査の結果を「数週間以内」に発表することを明らかにした。この件に対して寄せられた9000件以上のパブリックコメントを慎重に精査するため、審査の期間を延長したという。公式Twitterで米国時間4月16日、明らかにした。
最高経営責任者(CEO)のMark Zuckerberg氏は1月、1月6日の米連邦議事堂襲撃事件を受け、当時大統領だったTrump氏がFacebookを利用することを無期限で禁止した。Facebookは1月21日に、この判断に関する審査を監督委員会に要請した。委員会は20人で構成される。多くの場合、90日以内に結論を出すことを想定している。本件は今週、審査期限を迎えるはずだった。
委員会はパブリックコメントの受付期限を延長していた。パブリックコメントでは、利用停止措置が「表現の自由を尊重するFacebookの責任」を果たしているか、Facebookが判断する際に、危険性を伴う可能性のあるアクティビティをプラットフォームからどのように取り除くべきかといった複数の問題に関して、広く意見が求められていた。
(2/2): The Board’s commitment to carefully reviewing all comments has extended the case timeline, in line with the Board’s bylaws. We will share more information soon.
— Oversight Board (@OversightBoard) April 16, 2021
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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