複業マッチングプラットフォーム「Another works」を展開するAnother worksは4月16日、ベクトルや個人投資家の梅田裕真氏、複数の個人投資家などを引受先とする第三者割当増資を実施。総額1億6000万円の調達を発表した。シードラウンドを含めた累計調達額は約2億円としている。
Another worksは、複業したい人と企業をつなぐSaaS型の複業マッチングプラットフォームとして展開。企業は毎月定額料金で、登録している全タレントから求める人材を探し、無制限にアプローチが可能となっている。同社ではこのサービスを通じて、登録タレントに複業の機会を創出するほか、企業や行政とも連携して複業解禁や複業人材の登用を後押ししてきたという。無料トライアル期間の利用も含めると、累計500社以上が導入しており、地方自治体との連携も推進しているとしている。すでに単月黒字化を実現しており、ビジネスモデルが成立していることから、さらなる事業成長と技術投資を企図して資金調達にいたったという。
調達した資金は、主にAI技術を活用したプロダクトの機能拡充、プロモーション、新規事業開発、人材採用に充てる予定としている。
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