GMOインターネット、NFT事業に参入--デジタルコンテンツのマーケットプレイスを提供へ

 GMOインターネットは4月9日、GMOインターネットグループがNFT(Non-Fungible Token/非代替性トークン)を活用した事業に参入することを決定したと発表した。

 NFTとは、代替性のない固有の権利を持つIDと所有者情報、発行個数や回数をブロックチェーンに記録し、デジタルコンテンツをはじめとするモノの所有権を証明。移転追跡可能なプログラムを活用して、販売者および、所有者が二次流通以降の収益を得られる仕組みのこと。

 同社では、デジタルコンテンツ市場が拡大していることを受け、暗号資産関連の事業・サービスを通じて蓄積してきたノウハウ、自社開発によるブロックチェーン技術を生かし、NFTプラットフォーム・ウォレットの提供を目指す。今後は、デジタルコンテンツの決済・流通をカバーするマーケットプレイス「アダム byGMO」の提供を予定している。

 GMOインターネットグループは、暗号資産事業を戦略的事業分野と位置付けている。GMOフィナンシャルホールディングスの連結会社であるGMOコインは、2017年5月より暗号資産交換事業を開始。2017年12月には、GMOインターネットが暗号資産マイニング事業を開始。2021年3月には、米国現地法人であるGMO-Z.com Trust Companyが日本円ステーブルコイン「GYEN」を提供。暗号資産の3つの事業領域「交換」「マイニング」「決済」で事業・サービスを展開している。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]