Amazonの「Alexa」はスピーカーでの利用を前提としてきたかもしれないが、新たな報道によると、同社の新製品は家庭の中でさらに中心的な存在になる可能性がある。Bloombergは2月9日、Amazonが、壁に取り付けて「スマートホーム操作パネル」として機能する、新しい「Echo」製品を開発していると報じた。
この記事によると、このデバイスは10インチまたは13インチのディスプレイを装備し、2021年末または2022年末に発売されるという。推定価格は200~250ドル(約2万1000~2万6000円)だが、この計画は「まだ初期段階」にあり、変更または中止される可能性もあるとされている。
大きなディスプレイを装備するこの壁掛け式Echoは、Control4やSavantが提供するスマートホーム向けタッチスクリーンに競合するものになる可能性がある。Control4とSavantは、壁に取り付けて照明、ドアロック、音楽などのホーム機能を制御できるタッチスクリーンを提供している。中には、カメラを搭載することにより、ビデオチャットに使えたり家庭内インターホンとして機能したりするものもあり、Bloombergによると、Amazonのデバイスにもマイクやカメラが搭載される見込みだという。
Amazonはここ数年、画面付きのEcho製品を次々に提供しており、2020年には、ユーザーの動きに追従してディスプレイの向きが変わる「Echo Show 10」を追加している。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス