医療ヘルスケア関連サービスを展開するメドレーは2月3日、同日開催した取締役会において、代表取締役の豊田剛一郎氏を取締役に異動を決議したと発表した。
豊田氏は同日、文春オンラインにて不適切な行動が報じられていた。メドレーは、「代表取締役(医師)である豊田氏から、株主や顧客、従業員や家族、パートナー企業、社会からの信頼を著しく損なう行動に対して、代表を辞任した上で信頼回復に努めたいという旨の申し出を受け、本日開催の取締役会にて、これを受理した」と説明している。
なお、豊田氏は今後も常勤の取締役として職務に努めるが、2021年12月期に発生する役員報酬を返上し、無報酬で勤務するとともに、現時点で本人が保有している税制適格ストックオプション(新株予約権)の未行使分(32万株分、発行済株式総数比率1.03%)についてこれを放棄する旨の申し入れを受けているという。
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