韓国の検索大手NAVERは現地時間1月19日、カナダの小説創作プラットフォーム「Wattpad」を6530億ウォン(約615億円)で完全買収することで合意したと発表した。
NAVERによると、買収は2021年上半期に完了する見込みだという。
2006年創業でトロントに本社を置くWattpadは、9000万人以上の月間ユーザーを擁し、これらのユーザーの同プラットフォーム内における総滞在時間は月間230億分を超えている。さらに、これまでに約1500本の作品がWattpadから書籍化、またはテレビや映画に採用されている。
NAVERによると、この買収でNAVERのデジタルコミック出版事業「WEBTOON」とWattpadを合わせた月間ユーザーは1億6000万人を超えるという。
WEBTOONは現在、月間ユーザーが7200万人超で、グローバル展開を模索してきた。2014年には、英語や中国語など多言語でのサービス提供を開始している。
NAVERは、Wattpadの買収によって北米事業を強化できるとしている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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