ヤフーは1月14日、インターネットオークションサービス「ヤフオク!」アプリにおいて、商品の多視点画像を誰でも簡単に撮影できる「マルチビュー機能」の提供を開始したと発表した。
同機能は、ターンテーブルや専用カメラなど特殊な機材を使用せずに、多視点の画像を撮影できるもの。ARアプリ開発フレームワークであるAppleのARKit(iOS)、GoogleのARCore(Android)を応用しており、カメラの位置と向きを推定、3Dモデルを用いた撮影アシストを実現した。対応機種は、iOSでiPhone7以降、AndroidはXperia XZ2とXperia XZ3を除くARCoreサポートモデル。
アプリの出品ボタンをタップして出品方法を表示。「マルチビューを撮影」を選び「早速使ってみる」をタップすることで利用可能。カメラのガイドに従って商品の中心を計測し、カメラを動かしていくだけで撮影できる。なお、撮影環境として、水平な場所に置きつつ商品以外の物が映り込まないようにする必要があるほか、マルチビュー画像に写った出品物以外のものが利用規約に違反していた場合、出品の削除、編集などの措置を実施することがあるという。
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