LINE Payは12月22日、三井住友カード、ビザ・ワールドワイド・ジャパン(Visa)の2社と、バーチャルカード「Visa LINE Payプリペイドカード」の提供を開始すると発表した。加えて、モバイル送金・決済サービス「LINE Pay」において、「Apple Pay」への対応を同日より開始する。
Visa LINE Payプリペイドカードは、LINEアプリ上からワンタップで発行できる手数料・年会費無料のバーチャルプリペイドカード。年齢制限は設けておらず(未成年者は親権者等法定代理人の同意が必要)、オンラインのVisa加盟店で、事前にチャージしたLINE Pay残高で支払うことができる。
また、三井住友カードの「iD」をサポート。iOS 13以上の端末であればApple Payが設定でき、国内121万カ所以上のiD対応店舗にて、iPhoneやApple Watchをかざすだけで支払いが完了する。今回の新サービスは、10月30日に発表したLINE Payと三井住友カードにおける戦略的業務提携の一環という。
なお、LINE PayのApple Pay対応は、同社のクレジットカード「Visa LINE Payクレジットカード」ではすでにサポートしている。今回、Visa LINE Payプリペイドカードの登場により、クレジットカードを契約せずともLINE Pay単体でApple Payが利用できるようになった。
同日をもってJCBのプリペイドカード「LINE Pay カード」の新規発行を終了し、QUICPay+への新規登録は順次終了する。ただし、LINE Payカード自体については有効期限までは利用可能としている。
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