あの奇妙なロボット犬を覚えているだろうか。何年もインターネットを騒がせ、現在では商品化に至った、あのロボット犬「Spot」のことだ。その開発元であるBoston Dynamicsを、韓国の自動車大手ヒュンダイがソフトバンクグループから1兆ウォン(約960億円)弱で買収すると、The Korea Economic Dailyが12月9日に報じた。
これが実現すれば、目を引くデザインと手頃な価格で知られるヒュンダイが、モビリティーの未来を見据えてロボット事業に参入することになる。このことが自動運転車の到来を早めるのか、あるいはタンデム自動車をこぐのをロボットが支援してくれるようになるのかは分からない。
Boston Dynamicsはロボット犬以外の製品、「Handle」 や「Atlas」も開発しており、この買収はヒュンダイの産業用ロボットや物流用ロボットの設計能力を高める可能性がある。
この買収は、10月に会長に就任した鄭義宣氏の下では初となる。買収に関する情報は11月上旬から報じられていた。
米CNETはヒュンダイにコメントを求めたが、記事掲載までに回答は得られなかった。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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