新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大を防ぐ手段としては、手洗いによる接触感染の防止と、マスク着用による飛沫感染の防止が有効だ。ただし、マスクを着けていると声が不鮮明になって会話しにくい。ソーシャルディスタンスを保つため相手と離れていると、さらに声が届きにくくなってしまう。
そこで、マスク装着者の音声を相手のスマートフォンへ送信できるマスクカバー「C-FACE」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Makuake」で支援募集中。
C-FACEは、市販のマスクと重ねて使うBluetooth通信機能付きマスクカバー。装着した状態で話すと、マイクで拾った音声をBluetooth経由で接続したスマートフォンに送信できる。ただし、スマートフォンにはあらかじめ専用アプリをインストールしておく必要がある。
小さな声で話したり、シールド越しに話したりしても、10mほど離れた相手のスマートフォンに届けられるので、飛沫を抑えつつスムーズにコミュニケーションを進められそうだ。音声を文字に変換する機能や、それを各国語へ翻訳する機能も備えている。
有料オプションとして、音声データから議事録を作成する機能の提供や、オンラインミーティング用アプリのリリースを予定しているそうだ。さらに、第2世代モデルでは、画像に関係する機能を付加する計画という。
Makuakeでの支援受付期間は日本時間10月29日まで。記事執筆時点(日本時間8月14日11時30分)でキャンペーン期間は76日残っているが、すでに目標金額50万円の2倍を上回る約125万円の資金を集めている。
C-FACEの紹介ビデオ(出典:YouTube)
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