ビビッドガーデンは7月15日、オンラインマルシェ「食べチョク」で生産者が近所の人と共同で出品できる「ご近所出品」機能を開始した。
食べチョクではこれまで、単一生産者のみの出品にしか対応していなかった。しかし、今回提供を開始するご近所出品機能を利用すると、複数の生産者がグループとなり、ひとつの商品として出品可能となる。
これにより、利用者にとっては、従来2箱で配送されていた複数の生産者の食材が一箱にまとめられるため、送料を抑えられるという。
同機能によって、グループの出品が可能となったことで、ネットに不慣れな生産者も出品できるようになる。実例として、90歳の生産者がつくった食材の出品がスタートしているほか、地域ごとでグループとなった「愛媛県南宇和郡愛南町の河内晩柑とはちみつセット」も出品されている。
また、トマトのみ・キャベツのみといった単品栽培をしている生産者でも、同機能により「野菜セット」として販売が可能となることから、より消費者が買いやすい形で商品が販売できるようになる。
さらに、魚(漁師)と米や野菜(農家)などは物理的に一緒に送ることができなかったが、同機能により、魚と飯で「和食セット」や卵と鶏肉で「親子丼セット」など、さまざまな組み合わせの食材セットが提供可能となった。
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