人気のある(性能も優れた)Facebookの仮想現実(VR)ヘッドセット「Oculus Quest」の購入を検討したことがあるなら、より低価格の「Oculus Go」がまだ売られていることを意外に思うかもしれない。だが、そうした状況もほどなく終わる。Facebookは、2018年に発売したOculus Goをわずか2年後の2020年に販売終了し、スタンドアロン型VRデバイスをOculus Questに絞ると発表した。
また、これまでOculus Quest向けアプリの審査が厳しかった状況に関して、2021年にアプリ開発者に新たな門戸を開き、Oculus Store以外でアプリを提供しやすくすることを明らかにした。
Facebookは米国時間6月23日のブログで、「QuestとRift向けの製品の改良を一層推進するため、Oculus Goヘッドセットの販売を今年で終了する」と述べた。PC等に接続する必要がないスタンドアロン型VRヘッドセットのOculus Goは、新たな機能アップデートを停止され、12月18日以降、新しいアプリはOculus Storeで公開されなくなる。Facebookによると、ハードウェアのセキュリティアップデートは2022年末まで提供される。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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