リンクジャパンは6月22日、Wi-Fiスマートリモコン「eRemote」の第5世代となる「eRemote5」の予約販売を、7月1日より開始すると発表した。
eRemote5は、照明やエアコン、テレビなどの家電リモコンを集約し、スマートフォンによるタッチ操作に加え、スマートスピーカーと連携して声による操作ができるWi-Fiスマートリモコン。GPSによる位置情報や、温度、湿度、時間などの条件に応じて、自動的にコントロールすることも可能だ。
今回のリニューアルでは、よりわかりやすい操作画面へとユーザーインターフェースを洗練し、トップ画面で複数機器の基本操作可能となった。タイマーも曜日や時間で自由に設定でき、「30分後にオフ」など家電の消し忘れ防止も可能だ。
スマートホーム統合アプリ「HomeLink」に対応し、リンナイ製給湯器や他社製品とも連携できるので、帰宅前にワンタッチでお湯張り、エアコンや照明をオンにするなどの拡張性も備える。
シーン設定機能により、「いってきます」や「ただいま」など、シーンに合わせて複数機器の一括操作が可能。さらに、付属のセンサーとの連動で、「湿度が50%以下になったら加湿器をオン」「室温が25度に上がったらエアコンをオン」など、自動コントロールも可能だ。
さらに、近日発売予定のWi-Fiスマートカメラと連携すれば、室温の異常通知や映像を確認してエアコンをオンにするなど、ペットの熱中症予防も可能となる。
Amazon Echo「App-to-App」にも対応し、アレクサアプリ起動不要でHomeLinkアプリから連携が完了するほか、「Google Home」も一度の連携で複数の機器を登録できる。
本体は、インテリアに調和する洗練したデザインを採用し、市販の画鋲で壁掛が可能。専用の電源アダプタも付属し、購入後すぐに使い始めることができる。
eRemoteシリーズは、2014年の発売以来、累計20万台以上の出荷実績がある。今回、3年ぶりの大幅リニューアルを実施し、セットアップの簡易化と、安定かつより早いレスポンスを実現した。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス