Appleの「App Store」が世界経済全体にもたらしている影響を測る初めての調査が行われた。Appleがサードパーティーの調査会社Analysis Groupに委託したもの。米国時間6月15日に公表されたその結果から、2019年にはApp Storeのエコシステムが世界全体で5190億ドル(約56兆円)の売上高を生み出したことが明らかになった。
この調査では、人々がアプリをどのように利用したり消費したり、またエンゲージメントしたりしているのかを測定した。また、「iPhone」「iPad」「Mac」「Apple TV」「Apple Watch」のアプリを通じて、App Storeの外で発生した売上高も算出した。
調査によると、5190億ドルのうち、アプリを通じて販売された有形の商品やサービスが80%を占めており、デジタルの商品やサービスは12%、アプリ内広告は9%だった(端数処理の関係で合計は100%になっていない)。
地域別に見ると、中国が売上高全体の47%を占めた。米国は27%、欧州は10%、日本は7%で、残りの地域は9%となっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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