LINEは6月1日、同社が展開する、テイクアウトサービス「LINEポケオ」において、対応店舗を大幅に拡大したと発表した。
LINEポケオは、今いる場所に応じて、テイクアウト可能な店舗の検索や注文、決済などをコミュニケーションサービス「LINE」で完結できるテイクアウトサービス。2019年6月に本格展開を開始し、牛めしチェーン「松屋」をはじめ、「串カツ田中」や「大戸屋ごはん処」、香港点心専門店「添好運」やバーベキューリブレストラン「トニーローマ」などに対応していた。
5月28日からは新たに、老舗中国料理店「銀座アスター」やステーキレストランチェーン「ペッパーランチ」、鍋専門店「赤から」、手羽先唐揚専門店「鳥良商店」などへの対応を開始。6月1日には、焼き鳥居酒屋「とり鉄」への対応も開始した。
さらに、これまで都内の店舗を中心に対応をしていた海鮮居酒屋「磯丸水産」は、新たに名古屋や福岡エリアにも対応。牛丼チェーン「すき家」も、関西・中部エリア店舗での対応を開始するなど、対応店舗数が直近2カ月で1000店舗以上増加、急速に対応店舗数を拡大しているという。
同社によると、新型コロナウィルス感染拡大に伴うテイクアウトサービス需要の高まりにより、「LINEポケオ」のオーダー数・売上高も共に、前月対比で150%に増加しているという。
同社では、臨時休業や営業時間の短縮など、大きな影響を受けている飲食店の支援を実施。具体的には、飲食店向けタブレットPOSレジ「UレジFOOD」において、LINEポケオの導入の際にかかる初期費用や販売手数料などをすべて無料で提供している(9月30日まで)。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」