LINEは6月27日、テイクアウトできる店の検索から注文、事前決済までアプリでできるテイクアウトサービス「LINEポケオ」を同日より本格展開すると発表した。
LINEポケオは、4月18日より先行公開として、ファミリーレストラン「ガスト」「バーミヤン」「ジョナサン」の国内約2000店舗での注文受付を開始。6月18日からは、新たに牛丼チェーン「松屋」やとんかつチェーン「松のや・松乃家・チキン亭」の国内約1100店舗が加わり、これらの店舗ではモバイル送金・決済サービス「LINE Pay」にも対応している。
なお、本格スタートを記念し、1週間の期間限定で松屋の「牛丼並盛り」やジョナサンの「和風てりたまハンバーグ」など、一部メニューが100円(税込)で楽しめるキャンペーン「100円ポケオごはん」も開催する。
LINEポケオでは、本格展開に伴い個人経営飲食店の対応を開始し、簡単にテイクアウトサービスを始められるオーダーシステム「LINEポケオ for biz」の提供を開始。同日より申込みを受付する。
大がかりなテイクアウトシステムを構築しなくても、タブレットの導入で簡単にテイクアウトサービスを開始できるオーダーシステムだ。契約後、テイクアウト対象商品の画像や商品名、金額等を登録すると、LINEポケオに参加できる。導入店舗ごとに、専用のオーダーシステムを提供するため、電話や店頭受付のオペレーションを削減できるとしている。
LINEポケオの公式アカウントからも注文が可能で、すでに約300万人の「お友だち」を持つ。位置情報をもとに、店舗の近くにいるユーザーへセール情報をアプローチできる。
また、ユーザーからLINEポケオに参加してほしい店舗を募集する「LINEポケオ加盟店紹介キャンペーン」も同日から8月31日までの期間限定で開催する。紹介した店舗が加盟すると5000円相当のポイントがもらえるしくみ。
今後LINEポケオは、中小規模飲食店の対応に加え、お好み焼きチェーン「ぼてぢゅう」や定食チェーン「大戸屋」、ファストフード・レストランチェーン「ロッテリア」など、幅広いジャンルでの展開を予定しており、2020年までに、掲載店舗3万店舗を目指す。
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