シャープは5月20日、bnb plusが運営するホステル「bnb+ 虎ノ門店」において、モバイル型ロボット「RoBoHoN(ロボホン)」を活用した接客サービスを6月1日より提供すると発表した。
同サービスは、同社が新たに開発したRoBoHoNによる「遠隔接客ソリューション」を活用。bnb+ 虎ノ門店の無人のフロントデスクにRoBoHoNを設置し、RoBoHoN搭載のカメラが来店客を検知することで、あらかじめ設定した「おもてなし」メッセージが発話するという。
スタッフは離れた場所にある事務所の中で、スマートフォンやタブレット端末を用いて来店客の映像や音声を確認。名前の確認や問いかけたい内容、質問への回答などをスマートフォンやタブレット端末に文字で入力すると、RoBoHoNがスタッフに代わって発話する。
なお、来店客もRoBoHoNを通じたチェックイン・アウトだけでなく、スタッフへの相談などが可能。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、接客距離の確保や接客時間の短縮が求められる中、両社は新たな接客スタイルを提案するとしている。
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