ASUSは、ビデオ会議サービス「Google Meet」専用のハードウェアキット「Google Meet hardware kit」を刷新し、新版の提供を6月に開始すると発表した。
同キットは、Googleのビデオ会議サービスであるGoogle Meetの利用に特化したハードウェアソリューション。PCやカメラ、マイク、スピーカーなどを個別に用意することなく、手軽にGoogle Meetを使い始められる。
中心となるデバイスは、カメラやスピーカーなどの関連ハードウェアをすべて接続して制御する「Google Meet Compute System」。接続用ポートは1つの側面に集約されており、スリムなデザインで狭い場所でも設置しやすいという。ボディには磁石が組み込まれており、モニターの背面や金属製キャビネットなどに取り付けておけば邪魔にならない。
キットで提供される4K UHDカメラの画角は120°あり、250平方フィート(約23平方メートル)程度の範囲までカバーできるとしている。スピーカーとマイクは1台のデバイスにまとめられていて、広い会議室で利用する場合はデイジーチェーン接続(数珠つなぎ)して使える。エコーやノイズを抑える機能を備え、明瞭な音質を実現するそうだ。
キットのモニターはタッチパネルを搭載しており、画面に触れて操作できる。導入しやすいよう、モニターの代わりに操作用リモコンを同梱する価格を抑えた「Starter Kit」も用意する。
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