Googleは米国時間5月14日、ネットワーク帯域幅やCPU処理能力などのシステムリソースを過剰に消費する広告を検出してアンロードする仕組みを「Chrome」ブラウザに追加すると発表した。
「重い」広告をブロックするこの新しい仕組み「Heavy Ad Intervention」を、8月下旬にリリースする安定版で提供する。
Googleによると、以下のいずれかの条件を満たす広告が「重い」広告とみなされる。
上記のいずれかの条件に当てはまる広告は、現在のページからアンロードされ、エラーメッセージがChromeに表示される。
Googleは、この機能の開発を2019年7月に開始した。この機能は現在、Chrome Canaryディストリビューションで提供されている。以下のURLからこの機能を有効化できる。
chrome://flags/#enable-heavy-ad-intervention
同機能はまずChromeベータ版に追加されてから、正式版に追加されることになる。正式版では、デスクトップ版でもモバイル版でも、デフォルトで有効となる見込みだ。
Googleは発表の中で、重い広告はバッテリーを消費し、既に負荷の高いネットワークを飽和させ、通信料を消費すると述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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