触れるインタラクティブ動画サービス「TIG」を提供するパロニムは5月13日、マイクロソフトが実施するスタートアップ支援プログラム「Microsoft for Startups」に採択されたと発表した。
TIGは、動画視聴中に表示される商品や音楽、料理、人物、場所など、気になったものに触る(タップする)だけで、その情報をストックできる技術。ストックした情報をタップするとリンク先の詳細ページへとすぐに遷移できる。これにより検索することなく、動画をみながらそのまま気になる情報へとアクセスできる。
今回採択されたMicrosoft for Startupsは、世界140カ国以上で展開する、新しい顧客やチャネルパートナーとスタートアップを結び付け、グローバルなエコシステムを作り上げることを目的としたスタートアップ支援プログラム。
採択されたスタートアップは、マイクロソフトの技術者によるテクノロジーのサポートのほか、グローバルな営業部門およびパートナーエコシステムと連携して、効果的に営業するための専用リソースが提供されるという。
パロニムは今回の採択を受け、画像認識や機械学習、5G時代へのさらなる進化など、TIGの基礎研究の開発向上を目指し、マイクロソフトとともに、テレビ局や動画プラットフォーム、小売りや消費財メーカーなど、幅広いマーケットに向けてTIGを使った顧客体験を届けるとしている。
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