外泊すると家賃が安くなる、サブスク住居「unito」を展開するUnitoは5月7日、「unito CHIYODA」にオフィスを持てる「SOHOプラン」の提供を開始した。あわせて出勤しない日は賃料がかからないプライベートオフィスも用意する。
unitoは、"家に住む"と"ホテルに泊まる"を融合したサブスクリプション住居。住民が部屋に帰らない時は、ホテルとして使い、ホテルとしてゲストが宿泊した後は、部屋を貸し出す前よりも綺麗に清掃して返す、新しい賃貸住宅の仕組みだ。
SOHOプランは、unito CHIYODAに法人登記の所在地を設定できるほか、作業や打ち合わせができるスペースを利用できるというもの。郵便物や荷物の受け取りを代行する私書箱も設置できる。
基本税別料金は月額1万8000円で、初期費用として3万円が必要。そのほか、ロッカー月額4000円、郵便物転送、書類スキャン&データ送信などのオプションを用意する。
あわせてプライベートオフィスも展開する。これは、unito CHIYODAにあるデスク付きのPodを1カ月から利用できるというもの。利用しない日は事前申請により、短期利用者にPodを貸し出し、賃料を下げる「Re-rent(リレント)」技術により、月額のオフィス料金から出勤しなかった日数分、賃料から差し引かれる。Podの基本料金は7万8000円~。Re-rentすると1日あたり2000円が割り引かれる。
Unitoでは、新型コロナウイルス感染拡大防止を受け、日本人の働き方が大きく変わったと実感。多くの企業がテレワークなどを取り入れるなか、オフィスのあり方の変化に注力し、SOHOプランを開始したとしている。
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