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楽曲の購入でライブハウスを支援できる新プロジェクト--「toe」がSTORES.jpらと連携

飯塚　直2020年04月21日 21時11分

　ポストロックバンド「toe」は4月20日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で収益が得られなくなった全国12カ所以上のライブハウスと連携し、支援プロジェクト「MUSIC UNITES AGAINST COVID-19」を4月19日15時より開始したと発表した。6月末日まで支援を受け付ける予定。

　MUSIC UNITES AGAINST COVID-19 実行委員会の主催はtoe。加えて、CIDER、LIVE HOUSE FEVER、SIMONE、STORES.jp、Platinum、POWER GRAPHIXXが参加する。また、発起人の声掛けにより約70組のアーティストが賛同。アーティストからは、ドネーションの意を込め、すべて無償で楽曲を提供。音楽で支援する仕組みを実現した。

　プロジェクトサイトでは、全国にある登録ライブハウスの中から、自分が応援したいライブハウスのECストアを検索でき、「MUSIC UNITES AGAINST COVID-19 フォルダ」のアクセス権をダウンロード購入することで、各ライブハウスを直接支援できるようになる。

　価格のバリエーションは500円、1000円、2000円、5000円、1万円の5種類を用意。自分が支援したい金額を選んで購入できる。なお、ストアや金額に問わず、購入できる商品内容はすべて同じだ。

　MUSIC UNITES AGAINST COVID-19 フォルダの中には、賛同した約70組が提供した音楽データを収録。短い期間の中での楽曲提供となったことから、各アーティストそれぞれ、未発表曲や新曲のデモ、ライブヴァージョンなどアイデアとバラエティーに富んだ内容になっているという。楽曲は、期間内（6月末日まで）であれば好きな時に聴いて楽しむことができる。