うるるは4月14日、同社が運営するオフィス電話の受付代行サービス「fondesk」において、新型コロナウイルスの感染拡大で休業中であったり、従業員の雇用に大きな影響を受けている接客業や観光業などの従業員を、電話オペレーター(業務委託)として一時起用すると発表した。申込み期限は5月29日まで。
fondeskは、オフィスにかかってくる電話の対応を代行し、受けた電話内容をチャット(Slack・Chatwork・Microsoft Teams・LINE)やメールで報告するサービス。同社によれば、テレワークが急速に広がっていることから利用企業数が急速に伸びているという。また、休業を余儀なくされた業種・人員が多くいることから、そうした人をサポートするため、今回の取り組みを実施することにしたという。
同サービスでは、在宅で働くクラウドワーカーの中から一定の採用基準をクリアしたスタッフが、電話オペレーターとして電話対応を実施。在宅業務のため、いわゆる「3密」(密閉空間・密集場所・間近で会話するなど密接)を避けており、感染リスクを抑えられるとしている。
ただし、電話オペレーターの水準を保つための選考は実施するため、必ずしも申込者全員が起用されるわけではないとのこと。また、緊急的かつ、一時的な取り組みとなるため、感染拡大が収まって在籍企業の雇用ニーズが戻った時には、速やかに復帰できるように配慮するとしている。電話オペレーターの経験は問わない。
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